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自宅出産のご案内

自宅でお産をするということ

本来、女性の体には、見事にプログラムされた 命を産む力 が備わっています。
自宅でお産をするという事は、その見事に仕組まれたプログラムが全て滞りなく働き遂行されなければなりません。

この見事に仕組まれたプログラムが全て滞りなく働くには、女性の健康度が高いことが必要です。

健康度の高い方のお産は、自然な陣痛でお産を進める事ができます。自然な陣痛は赤ちゃんと母の状況を加味して自動的に調整され、母子にダメージを与えることはありません。胎盤が娩出した後の出血の量も少なく、母と子も元気で、お産直後にお互いの確認がすぐに始まります。
また、健康度の高い体では、産道もよく伸展するため、母体の傷もないか少なく、もちろんお産後の授乳や赤ちゃんの抱っこ等の動作がスムーズです。この事は、とっても大切な事です。

自宅出産を選ぶという事は、医療を受けられる場所から遠いところでお産をするという事です。どんな小さい異常も起こってはいけないという事です。だからこそ、一層、お産をする方の健康度が高いことが重要で、安産のための取り組みが必要です。
この取り組みについて、サポートできるのが助産師です。


自宅出産を経験した方達から感じるのは、自分の命の力を再認識し(自分の力だけで産んで、胎盤も出てお産を完結させている力はすごい!)いきいきと楽しんで子育てしていることです。
お産をとおして得た健康感は、家族の健康を育む力へと繋がっていくと教えられます。

お産が人生に影響を与える可能性を思うと、お産の時に温かい援助を家族や助産師から受けられる事をおすすめいたします。痛い所に手が当たり、マッサージを受けられることは当然の事、一人ぼっちにされるなんてありえません。幸せなお産だったな~と思い出されるお産をして欲しいなと思います。

助産師の立場では、人生の一大イベントであるお産を、他人任せではもったいない。そう思います。



元気な産声をありがとう

自宅出産の光景

自宅出産が実現する瞬間には、そこに立ち会う全ての人の命が輝く光景があります。自宅なので、歓声や喜びの表現は誰に遠慮することなく、いつもの家族のテンションで持続します。

母親の力と赤ちゃんの力だけで成し遂げたお産では、直後より母親と赤ちゃんは健やかで、(心身に余裕があるということです)そのために母と子はゆっくりとお互いを確認する時間が流れます。

その後ももちろん、母親の目の届く所で、体重の計測、着衣が行われ、赤ちゃんの欲求に応じて、初めての授乳が始まります。

これこそ、母乳育児の始めの一歩であり、とても大切な赤ちゃんの行動です。赤ちゃんは助産師の介助を受け、しばらく長い時間、おっぱいを吸っています。そんな姿を父や兄姉たちが眺めます。
母親の産後の出血チェックのため、赤ちゃんが母親から離れると、父や、兄姉に順番に抱っこされます。

お産は、産むまでではなく、こうして赤ちゃんが母乳を確実に吸えること、家族の中に自然に受け入れられるところまでを確認して、無事に終わったといえるのだと感じています。

全て、母と赤ちゃんを中心に家族の心のペースで流れていく。
具体的には・・・
お産を見る距離は各々が決めている
赤ちゃんにおっぱい吸わせながら、「生まれたよ」と電話している
家族は赤ちゃんを抱きたいという気持ちを抑えなくてよい
兄姉は、赤ちゃんを見て満足したら、いつものように遊んでいる
おなか空いたら、産婦が指示したものが出てくる
写真やビデオがフル回転
等など 皆の心が日常的で自然で自由です。
お産が家族の手の中にある。ということだなと思います。

これは、自宅出産の良い所であり、新しい命を迎えた特別な日だからこそ、大事にしたい事だと思うのです。



赤ちゃんの釘づけの兄姉たち
大事に優しく抱っこしています
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